関ジャニ∞さんのCYANDY MY LOVE。
曲を聴いていて「この歌詞ってアイドルファンの心理の一面じゃないか?」とふと思ったのでした。作者の方の意図は違うところにあるのかもしれないけれど。
逢いたい、でも逢えない、
もしかしたらまだいちども逢ったことがないかもしれない、
わたしのためにならなんでもしてくれて、
わたしに微笑みをあなただけがくれる
”わたしだけに感”
”わたしだけの感”
これは、アイドルが好きな人にはどこかにある心理かもしれないと思うのです。
たくさんの人がいる中で”わたしだけ”にあの人が何かしてくれる、ファンサービスを求めるのは、”わたしだけ”を求めているのではないかと。
”わたしだけ”
この気持ちは、アイドルだけにとどまらずあるファン心理なのかもしれません。
たとえば
駆け出しのバンド、まださほど知名度もない。
そのファン・・・
今このバンドの良さを知っているのは”わたしだけ”だけど、いつかブレイクする日が来るんじゃないか。そう思いながら、ライブに行ったり応援する
・・・その気持ち。
心のどこかに”わたしだけ”が、あるような気がします。
これについては、自分にも思い当たる節がひしひしとありますので。それが悪い訳ではないし、そこにファンの大きな楽しみのひとつがあると言っても良いと思います。
ただ、この”わたしだけ”感を強く求めるようになると
「頭大丈夫か?」
と、言われる羽目になりますよね。
じゃあ自分はどうか、といえば、嵐や関ジャニ∞については、さほど”わたしだけ”感が強くない方なのかもしれません。まずは、良い作品、良いライブ、面白い番組を。そこからだと思っています。
と、かっこよく言っておこうかな。